畳床
最も重要な芯材 畳床
畳床には、厳選された稲わらでつくられる、わら床と工業生産資材による発泡ポリスチレンフォームを素材にした各種畳床があり、施工現場の条件や用途によってそれぞれの最適のものとして使われています。
畳床の種類
建材床Ⅲ型
ポリスチレンフォームの上下を建材床で挟んだ構造です。
建材床Ⅰ型
主に和室や高級マンション向けです。
稲わらサンドイッチ床
ポリスチレンフォームを稲わらでサンドイッチした構造です。
耐久性、衝撃性、遮音性などに優れています。
稲わら床
稲わらだけがもつ柔らかな感触とぬくもりがある畳床です。
ヒノキ床
軽さ、柔らかさ、耐久性を兼ね備えた無垢材です。
茶殻
伊藤園が開発した茶殻が配合された畳床です。
機能を高める畳床のいろいろ
さらり畳 -
健康志向の高まりから、注目を浴びる緑茶の効能。私たちがおいしくいただいているお茶には、抗菌・消臭などをはじめ、さまざまな効果が確認されています。
茶殻を用いて伊藤園が開発した「茶殻ボード」を畳の芯になる畳床として採用しています。
含まれている茶葉が消臭効果を高め、さわやかな和室空間を造り上げます。
ひと目でわかる、比べてわかる。茶配合ボードの消臭効果。
茶配合ボードのタバコ悪臭吸着性能
密閉空間に茶配合ボードと他社ボードを入れ、タバコを5分間燃焼後、2分間放置。
タバコの嫌な臭いの元となるアンモニア臭の吸着量を計測しました。実験の結果から、茶配合ボードは燃焼時間から悪臭を吸着し、他社ボードより吸着速度が速いことがわかります。
茶配合ボードのタバコ悪臭吸着後の再放出量
密閉空間に茶配合ボードと他社ボードを入れ、タバコの煙を十分に吸着させ、1時間後にアンモニア臭を放出する量を測定。繰り返し放出試験を行ったところ、茶配合ボードは他社ボードに比べて再放出量が少ないことが確認されました。
クッション -
畳としての性能・機能を高めるためにお住まいの立地・環境のほか、お部屋の使用目的によって各種素材を組み合わすことができます。
防虫シート(ダニスメンシート) -
従来は処理加工でしたが、ダニスメンシートは不織布に松ヤニ粉を塗布してあるため効果が、長期間持続し臭いも少ないです。材質は松脂で天然素材100%を使用しています。
防湿シート(竹炭パワーシート)-
非常に多くの炭素が含まれています。消臭効果に優れていて適度な湿度を維持することにより、ダニ・カビが発生しやすくなる高温環境を作り難くします。
畳縁
個性を演出する 畳縁
畳縁は、畳にとって装飾性・デザイン性を高め、耐久性など機能保持の役割を果たしている大切な存在です。一般的には綿糸をロウ加工し、艶付け加工した無地順綿縁と呼ばれて広く利用されています。最近は人々の好みが多様化しカラフルなデザイン性を発揮したものが数多く用いられています。
ファッショナブルな洋柄、季節を彩る和柄など様々
可愛らしく
和柄
花模様
ポップに
キャラクター
畳縁でお部屋の個性を演出します。
サンプルからお好みの畳縁をお選びください。
畳縁の柄・彩り・素材が、洋から和・和から洋へとお部屋の個性を演じます。
ファッショナブルな洋柄、季節を感じる和柄、繊細な織り柄とその広がりは多種多様。