こんにちは。
やはり今年は暖かいですね。
今日は、畳のお話をしてみようと思います。
お客様からのお問い合わせで良くあるのが、
「15年前位に表替えをして、それから裏返ししてないから、裏返しやって!」
とお問い合わせいただく事があります。
状態や使用している畳表によりますが、10年を越えてくるとなかなか裏返しが難しくなってきます。
そこで今日は簡単な目安のお話をします。
表替え
今使っている畳の表面にある畳表を剥がし、土台になる畳床はそのまま使用して新しい畳表を縫いつける事です。
畳床はそのまま使用しますが、畳表と畳縁は新しい物になります。
裏返し
今使っている畳の表面にある畳表を剥がし、畳床はそのまま使用して、剥がした畳表をひっくり返して表面に持って来て縫い付ける事です。
畳床、畳表は使用していた物を使用し、畳縁だけが新しい物になります。
新畳
今使っている畳を処分して、土台となる畳床から新しい物になります。
畳床、畳表、畳縁の全てが新しい物になります。
表替え、裏返し、新畳を簡単に説明してみましたがいかがでしょうか?
次に表替え、裏返し、新畳の目安
新畳からの流れで説明をしてみます。
新畳から3年から5年を目安に裏返しをおこないます。
早っ!と思われるでしょうが、今使用している畳表をひっくり返して裏側を使用するので、擦り切れて傷んだりシミが出来たりすると裏返しが出来なくなってしまいます。
使用する畳表やお客様のご使用状況によりますが、おおよその目安はこの辺りです。
上質な畳表を使用してお客様が来られた時にしか使用しない客間であれば7年から10年でも、裏返しが可能な場合があります。
後は日当たりの良さなんかでも変わってきます。
畳表の表面が擦れて服に付くようになったり、新しい畳表を付けて10年以上たってくると今度は表替えになります。
また、畳の上を歩くと凸凹する、畳同士の隙間が1センチ以上開いているって感じになってくると畳床が傷んできている証拠です。
畳が収まった状態だと分かりにくいですが、1枚畳を上げてみて畳床を軽く揺すってみてフニャフニャかガッシリしているか確認すれば分かりやすいです。
新畳から新畳への交換目安は15年から30年位です。
この期間の開きは、使用状況やそのお部屋の湿気などで大きく変わってくるので目安の年数に差が出てきます。
良く昔の畳は50年使ったと言われますが、
昔は1年に1回は畳を天日ぼしして適度に乾燥させていたので長持ちしていました。
こんな感じで文章ばかりになってしまいましたが、
ウチの場合はどうかな?など気になることがあれば気軽にお問い合わせ下さい。
もちろん、お見積もりは無料です。