こんにちは。
お見積もりの時にお客様に
「どんな畳を選んでえーか分からん」
「これだけ種類があってなにがちがうん?」
「この値段の差って何なん?」
と、良く聞かれる話を少し書こうと思います。
簡単に言うと畳替えは、
土台も畳表も全部新しくする新畳
土台はそのまま使って上の畳表だけ新しい物に取り替える表替え
土台はそのままで今付いている畳表をひっくり返して裏側を使う裏返し
大きく分けるとこの3種類です。
今日は新畳、表替え両方に共通するい草の畳表に絞ってお話をしていこうと思います。
上の画像は当店で使用している3種類のい草の畳表です。
サンプルで使用しているので色合いに青みは無くなっていますが、3種類の違いが判る画像ではないかなと思います。
上の畳表の拡大した画像を並べています。
順番は左→中→右を上→中→下に並べています。
実物を手で触っていただいた方が分かりやすいですが、ここでは無理なので拡大画像にしています。
この3種類の畳表の画像を見くらべてどーでしょうか?
畳表が粗いか整っているかの違いが分かると思います。
触った時にザラッとするかツルッとするかそれ位違います。
なぜこのような違いが生まれるかというと、
どの位の長さのい草を使用しているのか?
1畳あたりのい草の本数はどれ位か?
細かなことを言い出せば、い草の品種や機械やい草の育て方など出てきますがパッと分かりやすいところはこの2つです。
この2つを上の画像の畳表で説明すると
左の畳表 長さ 100㎝ 本数 約4000本から4500本
中の畳表 長さ 130㎝ 本数 約5500本
右の畳表 長さ 140㎝ 本数 約7000本
こんな感じで差があります。
長さや本数でこれだけ違いがあれば差が出て来て当然です。
この違いが、畳として最初に納めたときの見た目の違い、また5年10年たったときの日焼けした畳の色合いの違いや傷み方の違いに結び付いていきます。
またこの違いは、賃貸物件か持ち家か、居間か客間か納戸かなど、お部屋の違いで使い分けをしています。
まだまだ畳には種類があります。
今年は少しづつその辺りのお話を書いていければとおもいます。
もっと詳しく知りたいと思われた方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
畳工房大和
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